ブラックジャックは長年多くのギャンブラー・数学者たちから研究し尽くされてきたゲームです。運要素が強そうなブラックジャックですが、確率的に”正しい必勝法・攻略法”があります。
確率通りに適切な判断が取れれば自ずと勝率も上がるでしょう。
また、ブラックジャックで重要なのは、資金管理です。投資法やチップコントールとも呼ばれる資金管理法をマスターすれば、よりブラックジャックで稼ぎやすくなります。
そこで今回は、ブラックジャックの必勝法と資金管理に関して説明していきます。
- 今すぐ使える必勝法、攻略法
- ブラックジャックのベーシックストラテジーについて
- ブラックジャックのカウンティングについて
- ブラックジャックで使用できる資金管理(チップコントロール)
ブラックジャックの4つの必勝法・攻略法
ブラックジャックの攻略方法は様々あります。全てをすぐに極めるというのは大変ですが、まずは全部に共通する大事なポイントを1つ覚えるところからスタートしましょう。
基本的に、ディーラーの伏せているカード(2枚目のカード)、自分が次に引くカードは「10」である、ということを前提におくことです。
以下の表が、次に自分が引くカードとディーラーの伏せているカードの確率です。
カードの数字 | 確率 |
---|---|
10 | 30.7% |
9 | 7.7% |
8 | 7.7% |
7 | 7.7% |
6 | 7.7% |
5 | 7.7% |
4 | 7.7% |
3 | 7.7% |
2 | 7.7% |
A | 7.7% |
ご覧の通り、『10』を引く、もしくは伏せカードが『10』である確率が一番高いです。これは絵札(J,Q,K)も『10』と数えるからです。
数字の合計が17~21の場合「スタンド」
カードの合計値が17~21になったら「スタンド」が最適なアクションです。
なぜなら、ヒットを選べばバーストする確率の方が高くなるからです。
次の表で、合計値と一回目のヒットでバーストする確率を確認してみましょう。
合計値 | バースト確率 |
---|---|
12 | 30% |
13 | 38% |
14 | 46% |
15 | 54% |
16 | 60% |
17 | 68% |
18 | 76% |
19 | 84% |
20 | 92% |
このように、合計値が15以上となった時、バースト確率は50%を超えます。
デッキ数やディーラーのカードによって確率は多少上下しますが、どの条件でも17~20は高確率で負けるので、無理せずに「スタンド」を選択したほうがいいです。
数字の合計が12~16の場合「ディーラーの手札を見て判断」
カード合計値が12~16の時、ヒットをすれば強いハンドになる可能性も残されてますし、逆にバーストする可能性も決して低くはありません。つまり、プレイヤー側の数値だけでは次アクションの判断がしづらいということです。
そこで判断材料にしたいのが、ディーラーのアップカードの数値です。
ディーラーのアップカード数値次第でディーラーのバースト確率は変わるので、その点を頭に入れておくと判断しやすいです。
以下の表で、ディーラーのアップカードとバースト確率について見てみましょう。
ディーラーアップカード | ディーラーバースト確率 |
---|---|
2 | 35% |
3 | 38% |
4 | 40% |
5 | 43% |
6 | 42% |
7 | 26% |
8 | 24% |
9 | 23% |
10,J,Q,K | 21% |
A | 12% |
これらの確率をもとに、次のようにアクションを選択します。
アップカードが7~10の場合⇒ヒット
この場合、ディーラーがバーストする確率は21~26%と比較的低いので、プレイヤーはより高い数値を狙って、「ヒット」を選択します。
アップカードが2~6の場合⇒スタンド
この場合のディーラーのバースト確率は35~42%です。ディーラーが自滅する確率に賭けた方が戦いやすいので、安全策として「スタンド」を選択します。
数字の合計が11以下の場合「ヒット」
数字が11以下であれば、選択すべき次アクションは「ヒット」一択です。
なぜなら、いずれのカードを引いてもバーストすることがないためです。
ヒット後は、②と同じように、ディーラーの手札を判断材料として、次アクションを決めます。
A(エース)が2枚配られた場合「スプリット」
A(エース)が2枚配られた場合は、必ず「スプリット」を選択します。
Aの数値は11or1ですが、A2枚の時の合計は2です。
そこからヒットで数値を上げていくよりも、スプリットをしたほうがバーストリスクをおさえてより高い数値を狙いやすいです。
スプリット後の手札が両方ともブラックジャックになる可能性もありますからね!
ブラックジャック特有の必勝法
後述する投資法は、ブラックジャックだけでなく、バカラやルーレットなど様々なカジノゲームで使用できますが、今回紹介する必勝法はブラックジャックのみの必勝法です。
- カウンティング
- ベーシックストラテジー
それぞれ詳細を解説していきます。
カウンティング
カウンティングとは、場に出たカードを記憶(メモ)し、シューの中に残っているカードを予測する必勝法です。*シュートはディーラーがカードを引くデッキになります。
ブラックジャックは使用するカードの枚数が決まっていて、一度使用したカードはシューの中に戻しません。
そのため、シューの中に偏りが生じます。
カウンティングは、これを記憶(メモ)し、自分のアクションの参考にするという必勝法です。
例えば、ゲームの前半で「10」のカードが多く場に出た場合、ゲーム後半は「10」のカードがあまり出なくなります。すると、自分の手札が15であってもヒットしてもバーストする確率は低いだろうと見立てができます。
カウンティングを使いこなせば、アクションの選択でかなり安くに立つので、難易度は高いですが、是非挑戦してもらいたい必勝法です。
ベーシックストラテジー
チェックしておきたいのが、『ベーシックストラテジー』です。ベーシックストラテジーとは、プレイヤーのカード合計値とディーラーのアップカードから、どのアクション選択が最も高確率で勝てるかをまとめたものです。
ベーシックストラテジーは3タイプの表でまとめられています。ブラックジャックのカンニングペーパーのようなものなので、慣れるまでは表を確認しながら最適アクションを選択することをオススメします。
さっそくベーシックストラテジーの表を見ていきましょう!
ハードハンドの場合
ハードハンドは、Aを含まないか、Aを1と数えた時のプレイヤーハンドを指します。
※H…ヒット D…ダブルダウン S…スタンド
以下表の見方の例です。
- 自分の手札が16だったら、「プレイヤーのカード」列から『16』の段を確認。
- ディーラーのアップカードが8だったら、「ディーラーの~」下の『8』の列を確認。
- 『16』の段、『8』の列が交差する箇所⇒『H』…”ヒット”が最適アクション!
ソフトハンドの場合
ソフトハンドとは、Aを『11』と数えた時のプレイヤーハンドを指します。
※H…ヒット D…ダブルダウン S…スタンド
スプリットの場合
最初の2枚のカードがペアだった時、スプリットアクションがベーシックストラテジーに加わります。
※H…ヒット D…ダブルダウン S…スタンド P…スプリット
3つのベーシックストラテジーを見れば、「スタンド」「ヒット」「ダブルダウン」「スプリット」のどれが一番勝率が高いのか、一発で分かります。
ただしランドカジノでは、このベーシックストラテジーを見ながらプレイすることは出来ないので、ランドカジノに行くまでにオンラインカジノで遊んで覚えておきましょう。
まとめ
ブラックジャックには基本の必勝法があることや、さらに稼ぐチャンスを広げてくれる投資法があることを分かってもらえたかと思います。
今回紹介した攻略法や必勝法を極めれば、ブラックジャックで大勝ちする確率はグッと上がります。
友達同士で研究したり、オンラインカジノでリアルマネーを賭けて実戦感覚を身につけていって、必勝法や投資法を合わせた自分なりのブラックジャック戦略に辿り着いてください!